断乳・卒乳直後に自分でしぼる時の注意点

断乳・卒乳直後に自分でしぼるタイミング

断乳・卒乳後のおっぱいケアのタイミングで卒乳・断乳後のスマイルベビーでのケアのタイミングについて書きました。

スマイルベビーでは、最初にしっかりケアをさせていただくタイミングは乳汁の分泌が少し落ち着く時期、最後の授乳から丸三日経過してからのことが多いです。

断乳・卒乳後の乳汁のたまり方の個人差は大きく、1日1回の授乳に減らしていたのに乳房が石か岩のように固く張ってしまうくらいに張る方もいれば、乳房の張り感を全く感じない位に乳汁の分泌が落ち着いている方もいらっしゃいます。

張りが強い場合は丸三日経過するまでとてもしんどい状態が続きます。

お胸だけが張って大変なのではなく、ひどい場合は肩も凝って頭痛を伴い、吐き気がする場合もあります。

そんな時はたまった乳汁を自分で少し出して、ちょっとでも苦痛を和らげることができるといいですね。

乳房の張りが強くてしんどい場合

乳房が張ってしんどくなったら、しぼります。

この時、乳房ががっつり柔らかくなるほどしぼってしまうと、さらに分泌を促してしまうので、しぼり過ぎないように注意が必要です。

どのくらいしぼっても大丈夫ですか?と聞かれた時には、おちょこ1~2杯程度とお答えしています。

ちょっとだけ楽になったかな?という程度で、乳房の張り感は保たれたままのはずです。

頻度は、断乳・卒乳前の授乳回数を超えないようにすることをお勧めしています。

乳房の張り方によっても違いますが、一日7~8回授乳していた方なら3~4回以下、一日3~4回授乳していた方なら1~2回以下といった感じです。

張り感が強いとちょこちょこ頻回にしぼりたくなりますが、頻回に刺激するのは乳汁分泌を促したいときのやり方と同じです。

回数は抑えた方がいいです。

分泌を落ち着かせたい場合は、しぼる頻度と量を気を付けましょう。

乳房の張りやしんどさがない場合

しぼることでおっぱいを刺激すると乳汁の分泌につながってしまい、止まってほしいのになかなか落ち着かなくなってしまいます。

乳房が張っているけど苦痛を伴わない、または張り感がない場合は丸三日待ってから湧いてこない程度に乳汁をしっかり出しましょう。

 

特に卒乳の時期は個人差がとても大きいです。

スマイルベビーの母乳外来や出張・訪問の母乳相談では断乳・卒乳後のケアだけでなく、おっぱいの状態やお子さんの様子をみながらアドバイスさせていただく事前の相談にも対応しています。お気軽にお問い合わせください。

遠方に住んでいる、職復帰後などで母乳外来や出張・訪問の母乳相談の利用が難しい方はオンライン相談もご利用いただけます。海外からのご相談にも対応しております。お気軽にお問い合わせください。

お話することでママの想いや不安を整理して、どういう工夫ができるかを一緒に考えるお手伝いをさせて頂きます。

過去の断乳・卒乳に関する記事も参考にしてください。

 

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