母乳の分泌はいつから?出すにはどうしたらいいのかな?

新生児の画像

母乳の分泌はいつから?

生まれたらすぐに出るわけではない

妊娠中は、乳房が大きくなり、すこーしにじむかなという程度のわずかな乳汁の分泌がみられましたね。

妊娠中から母乳育児に向けて体が変化して準備していることを実感されたのではないでしょうか。

出産したらすぐに母乳の分泌量が増えるわけではありません。

出産直後の母乳分泌量は妊娠中の乳汁の分泌量とほとんど変わらず、にじむ程度の方がほとんどです。

赤ちゃんの欲求に合わせて繰り返し飲ませることが母乳分泌のための第一歩

では、母乳はいつから出てくるようになるのでしょう。

母乳分泌量を増やしていくためには、赤ちゃんに回数多くおっぱいを飲んでもらうことが大切です。

生まれたての赤ちゃんは、ほんのちょっとずつしか母乳を飲むことができません。

がっつり飲んで満足してぐっすり寝て、という感じではないのです。

飲みはじめてちょっと経つとウトウト。少し眠ったらすぐに起きて、また飲みながらウトウト、という感じでちょこちょこと回数多く飲む子が多いです。

そうやって頻繁におっぱいを欲しがる赤ちゃんの欲求に合わせて授乳しているうちに母乳分泌を促すホルモンが分泌され、ママの体がどんどん変化して母乳分泌量が増えていきます。

母乳はいつから、どんな感じで出てくるの?

母乳の分泌の変化には当然個人差がありますが、特に最初の数日間は毎日母乳分泌量が変わります。

とても順調な場合、赤ちゃんの欲求に合わせておっぱいを飲ませていくことで、母乳分泌は以下のように変化します。

出産当日:じんわりとにじむ程度

出産の翌日:たらりたらりと少しずつ出てくるようになる

産後2日目・3日目:だらだらと出てくる量が増えてくる

産後4日目・5日目:射乳といってぴゅーっと飛ぶように出る

ここまで順調にいけばよいのですが、母乳が作られておっぱいは固く張っているけど、流れるようになるまで時間がかかる方もいます。

おっぱいが張ってパンパンだけど、赤ちゃんに母乳を飲ませても少しずつしか出ず、楽にならない。パンパンなせいで赤ちゃんもうまく飲めない。そんな時はお早めにご相談ください。

また、回数多く飲ませているけど、母乳が作られている感じがなく、おっぱいが張らない方もいます。

ミルクを足しながら母乳を続け、お早めのご相談をお勧めします。

 

赤ちゃんに飲ませなくても、数日経つと乳房が張ってきますが、流れるようにはなりません。

吸わせることで作られた母乳がどんどん流れるようになり、出るようになっていきます。

赤ちゃんにおっぱいを繰り返し吸ってもらうことがとても大切なのです。

何らかの理由で赤ちゃんに飲んでもらうことができず、母乳を出したいという場合は、飲ませる代わりにおっぱいをしぼることも流れを作っていくことにつながります。

母子同室?母子別室?入院先のシステムによる違い

出産後の数日間、多くの方はまだ入院中だと思います。

赤ちゃんの欲求に合わせて授乳ができる母子同室の病院もあります。病院のスケジュールに合わせて時間で授乳する病院もあります。夜間は完全に母子別室で赤ちゃんへの授乳は一切しないという病院もあると思います。

それぞれの病院のシステムによってポイントとなることが変わってきます。

時間で授乳する病院や夜間は完全に別室の病院では、授乳のタイミングが限られているかもしれません。

授乳できる時はなるべく赤ちゃんにおっぱいを吸わせることができるようにするのがポイントです。

母子別室の病院では、赤ちゃんの欲求に合わせて頑張ってママが疲れすぎてしまわないように気を付けましょう。

母乳を出すには赤ちゃんが深い位置で飲めることが大切

深い位置で飲めると、乳腺にたまった母乳が奥の方までしっかり飲みとれます。

乳房に吸い付かせるイメージで、なるべく乳輪が全部赤ちゃんのお口に入るくらいに深くくわえさせるのが理想です。

最初はなかなかうまくいかないかもしれませんが、赤ちゃんにおっぱいをなるべく深くくわえさせて授乳できるようにしましょう。

生まれてから日にちが経てば経つほど赤ちゃんの飲み方を変えることが難しくなります。

うまく飲めていない時はなるべくお早めにご相談ください。

 

吸い付きが浅いと赤ちゃんは効率よく母乳を飲むことができません。一生懸命吸っても飲めるのは表面だけで量が飲めないこともあります。

ママの体は赤ちゃんが飲んだ分だけ、つまり乳腺にたまった母乳が出ていった分だけ作るようになります。

母乳分泌を持続させていくためにも赤ちゃんに深い位置でしっかり飲んでもらうことはとても大切です。

また、母乳をしっかり飲みとってもらうことは、乳房のトラブルの予防やママのおっぱいの先の痛みの予防にもつながります。

乳輪・乳頭のやわらかさも大切

赤ちゃんに深く吸い付かせようとしても、お口を当てた部分が固いと赤ちゃんが滑ってしまって浅くなってしまいます。

乳輪・乳頭が柔らかいと赤ちゃんが滑りにくくなります。そして、ママのおっぱいを深い位置でくわえた状態で飲むことが容易になります。

スマイルベビーの母乳外来や訪問母乳相談ではママのおっぱいをなるべく赤ちゃんが吸い付きやすい状態に整えます。授乳の仕方を確認して、抱き方や吸い付かせ方などもアドバイスします。

お気軽にお問い合わせください。

 

おっぱいの先の方のお痛みがある方はこちらも参考にしてくださいね

 

画像はGK_Photoさんの作品です

 

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