断乳・卒乳後のおっぱいケア
断乳・卒乳をしたらすぐに母乳を作らなくなるわけではありません。
母乳がたくさん作られている状態で断乳・卒乳になった場合は乳汁がたくさん溜まるためおっぱいが強く張りやすく、母乳を少ししか作っていない状態でおっぱいをやめた場合は乳汁がそれほど溜まらないので乳房の変化を感じにくいです。
断乳・卒乳後のケアでは、母乳マッサージをしておっぱいにたまっている乳汁を出していきます。
母乳マッサージをすることによっておっぱいの分泌が止まるわけではありません。
断乳・卒乳後のケアのタイミング
スマイルベビーでは、断乳・卒乳後は次のようなタイミングで母乳マッサージをして、乳房にたまっている乳汁を出すケアをさせて頂くことが多いです。
- 最後に飲ませたorしぼった時より丸三日以上経ってから
- 1回目のケアから1週間以上経ってから
- 2回目のケアから1か月以上経ってから
断乳・卒乳後の状態の個人差は大きいので、絶対このタイミングじゃなければいけないというわけではありません。
また、回数も必ず3回ではありません。
3回みせていただく方もいれば、このうちの1回だけで済む方、分泌の勢いが強いためにさらにもう1回か2回多くケアをさせて頂く方もいます。
それぞれのお体の状態に合わせてケアしています。
1回目の断乳・卒乳後のケアはどうして丸三日経ってからなのか
断乳・卒乳後、おっぱいの張りが強い場合は痛みも伴いますし、なるべく早くケアを受けたい、しぼりたいと思いますよね。
乳腺に乳汁が溜まっている状態になると、ママの体は母乳分泌をゆるやかにする方向に働きます。
母乳分泌を減らしていくためには、ある程度乳汁が溜まっている状態で過ごすことも必要になります。
経験上、断乳・卒乳後1日目と2日目は乳房の張り感が強い場合はしんどいのですが、3日経過するとちょっとラクになる方が多いです。
このちょっとラクになって、乳汁を作る勢いが少しだけ落ち着いたかなというタイミングで1回目の断乳・卒乳のケアをして乳房にたまった乳汁をしぼらせていただきます。
そのため、1回目のケアは丸三日経過してからのタイミングで断乳・卒乳後のケアの予約をさせていただくことが多いです。
しかし、ママのお体の状態だけ考えていれば良いわけではなく、状況もそれぞれなのでこのタイミングが絶対というわけではありません。
スマイルベビーでは、それぞれ違う赤ちゃんとママのお体の様子を把握し、気持ちに寄り添い、その親子にとってぴったりの方法を一緒に考える、オーダーメイドのケアを大切にしています。
回数やスケジュール優先ではありませんし、こうでなくてはならない、ねばならない的な考え方はしていないです。
まずはお気軽にご相談ください。
断乳・卒乳後のケアについてお知りになりたい、またはご予約をご希望の方は電話またはメールにてお問い合わせください。
スマイルベビーでは、オンライン相談も行っております。遠方や海外で助産師によるケアを受けることができないなど、ZOOMを使ってセルフケアについてアドバイスさせていただきます。
また、事前に断乳・卒乳について相談したいという方のために1回30分、マンツーマンで相談していただける「卒乳準備クラス」を開催しています。
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