グッドジョブ ダディ(Good job daddy)プロジェクト
ネムリノチカラ×スマイルベビー
パートナーがママの強い味方になるための講座を送る、専門家がタッグを組んだプロジェクト
ママのカラダ、お子さんの発達を見守る助産師と、幼児教育、さらにマイナス1歳~86歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュがタッグを組んで、このプロジェクトに取り組みます。
「君とママの笑顔は僕が守る ~バイバイ・ワンオペ~」
◆はじめに
昨年2021年に育児・介護休業法が改正され、2022年4月より「男性育休義務化」が段階的に導入されました。「男性の育休」とも呼ばれ、各企業では男性の育児休業取得促進のために検討が行われ、従業員の方への周知やそれに伴う環境整備などが徐々に進んでいます。男性にももっと育児に参加してほしい! 男性側も積極的に子育てに参加したい! どちらのニーズにもこたえられるようなことが叶う土壌が育ちつつあります。そのような土壌を踏まえグッドジョブダディプロジェクトでは、全国のプレパパ、また初めてお子さんを迎えたパパのサポートを行うことを目的にパパのための「育休前講座」を立ち上げることになりました。
◆社会的背景
日本での育児は長年「母親の役目」という認識が強く、他の国々からみても母親が育児に向き合う時間の割合がとても高いことが調査結果からも明らかになっています。2021年のOECD(経済協力開発機構)加盟国34カ国の中で無償労働時間(家事、育児、介護、育児、買い物、ボランティア活動など)を算出したところ日本の男性は「41分」となり調査34か国で最下位となりました。ちなみに男性の無償労働時間が一番長いイタリアでは306分となり、日本の約7倍以上にもなります。比例するように日本の女性の無償労働時間が224分と最も長くなっています。そのため#ワンオペ#ひとり子育てなどは既成化し、半分あきらめているという意見さえも多く聞かれます。
育児をひとりで行う、ましてコロナ禍の影響で他者とのつながりが希薄になっている現在、気軽に誰かの手を借りる、相談するなどがしにくい環境が母親を孤立させてしまう懸念があります。また夜泣き、ぐずりなどが毎晩続くことで子どもだけでなく、母親の体力気力も減退し、やがて産後鬱や虐待への道を歩んでしまわないとも限りません。そのような悲劇を生まないためにも、もっと家族がワンチームとして「育児」を行えるようなそんなサポートができないかとグッドジョブダディでは考えています。
お互いの溝を埋めるには?
初めてのお子さんを持つ幸せと不安は表裏一体です。毎日「大丈夫かな?」の連続です。その指揮官として最前線にいる母親を、もっと楽にしてあげる方法はないでしょうか? ほんの少しでも長く眠り、ほんの少しでも食事をゆっくりとれるような、「ほんの少し」を作り出すためにできること、それは父親であるダディのチカラです。
「俺、イクメン!」のように頑張っているアピールではなく、グッドジョブダディでは、自然に率先して動けるような父親像を考えています。
「パパがいてくれてよかった」そう言われたくないですか?
◆パパとママの本音
◆実施プログラムの様子(実績)
開催方法:オンライン@ZOOM
対象:プレパパ~生後6か月未満の赤ちゃんのパパ
内容:赤ちゃんのお世話、赤ちゃんの夜泣き、赤ちゃんとの遊び方、妊娠出産に伴うママの心身の変化
参加者からのご感想
遊び方は最近ネタ切れになってきていたので、機嫌がいい時にすぐに取り入れたいと思います。睡眠については今実践している事が正しく、これからも不安なく続けていけばいいと分かり安心しました。(第1子/30代男性)
講座の様子
開催方法:オンライン@ZOOM
対象:産休中、育休中、産後のご家庭
内容:睡眠の大切さ、家族でワンチームとして頑張るために、入園までのカウントダウンスケジュール
参加者からのご感想
主人と話し合っていない事が多いなと感じました。実際に1日のスケジュールを見てみると、朝も夜もほとんど私がやるしかなく、家事分担について相談するきっかけになりました。
睡眠のこと、復職に向けて何をしたらよいか頭でぼんやり思っていたことが参加後少しはっきりしてきました。
講座の様子
◆講師紹介
柳井めぐみ
スマイルベビー代表
助産師、保健師、看護師
1997年に助産師になってからこれまでに関わった母子は7000組以上。
総合病院、助産院での勤務、出張開業を経て、2018年に横浜市保土ケ谷区峰岡町に産後のママのための助産院「スマイルベビー」を開設。両親教室、母乳外来、出張訪問による母乳育児相談、オンライン相談などを行い、育児のサポートを行っている。
特に初めての子育ては分からないことばかり、正解が分からず不安に感じながらも、手探りで一生懸命育児を行っています。少しでもそんなパパとママの役に立ち、赤ちゃんの健やかな成長に貢献したいと思い、活動している。
ママケア/母乳ケア/沐浴/赤ちゃんの発達等 担当
<講師実績>
2022年12月、2023年7月 保土ケ谷区子育て支援拠点こっころ プレパパママ対象オンライン講座 「赤ちゃんが生まれる前に知りたいこと」~産後のママのからだとココロ・パートナーとのコミュニケーションのコツ~
2023年3月 泉区子育て支援拠点すきっぷ スタッフ対象講座 「赤ちゃんが生まれる前に知りたいこと」~産後のママのからだとココロ・パートナーとのコミュニケーションのコツ~
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ代表
マイナス1歳~86歳までの睡眠をサポートする快眠コンシェルジュ
夜泣き・睡眠/幼児教育 担当
保有資格:乳幼児睡眠アドバイザー、睡眠学会会員、日本睡眠協議会睡眠改善インストラクター、
前職の出版社時代に幼児教育部門を立ち上げ、乳幼児の書籍に携わる。さまざまなお子さんとママに会い、ファミリーの笑顔のために何かできることを!と考え講座を立案。
20代前半に極端な睡眠不足から前髪だけが真っ白になり、さらに数年前の母の介護生活からも睡眠の重要性を再認識し、 睡眠改善の仕事を始動。質の良い睡眠を広めるために発酵食、漢方、アロマ、リラクゼーションヘッドスパなどを学び、最近では、オリジナル「入眠体操(スリープイン ストレッチ)」とマインドフルネスを交え「ウェルビーイング」「健康経営」「安全運転支援」「メンタルヘルス」の一環としての睡眠改善研修・セミナーに注力している。
著書:「眠りのチカラ」(みらいパブリッシング)
◆このような方におすすめです
✔妊娠がわかったけど何をしたらいいのかわからないパパ
✔赤ちゃんに触れたことがない方
✔積極的に育児に参加したいパパ
✔ママと二人で協力しながら子育てがしたいパパ
✔もっと子育てに興味を示してほしいと思うママ
◆ご提携先
自治体様/育児支援・子育て支援に関する各署
企業様/社員様に育児休暇制度取得を推進する企業様
子育て、育児に関する企業様
プログラムの一例
◆育休前講座プログラム
プログラム名:【グッドジョブダディ<ベーシック>】
所要時間:2~2.5H/1回(4講座)
プログラム内容
A)ママの変化とケア……妊娠と出産を経て、何がかわるのか。女性の気持ちとカラダの変化を助産師がお伝えします
B)ベビーの夜泣きと大人の眠り……赤ちゃんと大人の眠りの違い、夜泣きとその対処方法について乳幼児睡眠アドバイザーがお伝えします。
C)初めてでも怖くない沐浴……初めてでも基本を知ることで一人でもお風呂にいれることができるようになります。
D)家にあるものでベビーと遊ぼう……特別なおもちゃがなくても身近にあるもので遊んでみましょう
+質疑応答
※ベーシックコースの後に個人セッションも可能
◆質問へのお答え
Q1:なぜ育休前講座プログラム【グッドジョブダディ<ベーシック>】はこの4つのプログラムなのですか?
A1:パパが育休に入る際に最も必要なことを優先しています。ほかに必要なことは、今後、別プログラムとしてご用意する予定です。
Q2:プレパパ&新米パパしか、このコースは参加できないのでしょうか?
A2:もちろんママの参加もOKです。
Q3:社員向け(会員向け、住民向けなど特定の組織に属する人)に育休前講座プログラム【グッドジョブダディ<ベーシック>】を実施してほしいのですが可能ですか?
A3:可能です。できるだけ対象となる方の多くに聞いていただき、生活のお役に立てるよう、実践的なことをお伝えしたいと思っています。内容はできるだけ必要な部分をコンパクトにまとめておりますので、どなたにも参加しやすい形です。オンライン、リアルどちらでも可能です。
Q4:育休前講座プログラム【グッドジョブダディ<ベーシック>】に参加した後に発育に合わせて相談することはできるのでしょうか?
A4:母体の悩みなどは引き続きスマイルベビーにて、赤ちゃん、大人の睡眠についてはネムリノチカラで希望の方は引き続き承っております。
Q5:プログラム終了後のフォローはありますか?
赤ちゃんに触れたことがない方でも、気後れすることなく初歩的な部分からのサポートを行い、必要に応じて講座終了後に別プログラムや動画視聴ができる体制も検討中です。
引き続きの方には、【アドバンスコース】(検討中)では、
・産婦人科の先生の話
・コーチングの先生の話
・先輩パパとの懇談会
・パパ友会
・相談メール対応
などに加え、ちょっとした隙間時間に視聴できる子育てに役立つ<GJDビデオ>を用意する予定です。